2010年4月2日金曜日

農産物には色々な害虫が付きます

1カ所に同じ作物を作るわけですから繁殖スピードも並ではありません〓餌の分だけ害虫も増えていきます〓
通常なら農薬を散布し一掃するのですが、なるべく薬は使いたくありません〓
安全な農産物を作るためです!と言うのは建て前で、薬の購入代金、散布労力を考えると不経済だからです〓
誰だってなるべく楽をしたいし少しでも多く稼ぎたいです〓
で、どうするのか?と言いますと害虫の害虫(天敵)を使います〓
今はIPM(総合耕種的防除)というものが流行り(?)で化学的にだけでなく、物理的、生物的応用で作物の病害虫対策をする時代となりました〓
食品添加物(デンプン糊や脂肪酸)などで害虫を窒息死させたり、各害虫、病原菌に対応した天敵昆虫や菌が販売されています〓とても高価ですが〓

写真に写っているのは『ヒラタアブ』の幼虫です〓アブラムシの天敵で毎日沢山のアブラムシを補食してくれます〓
買ったのではありません〓実は元々自然界にも豊富にいます〓今まではそれを知らずに農薬で一掃しておりました〓
今は害虫を見たらまず観察〓様子を見ながら農薬散布となりす〓薬の使用回数を減らすことによりより、天敵が定着しやすい環境となります〓エコですね〓

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